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長野市の多数傷病者対応合同訓練を視察しました。

長野電鉄権堂駅(地下鉄駅)において、長野市消防局、長野県警、長野電鉄、北信総合病院、長野赤十字病院の
合同で実施された多数傷病者対応合同訓練の視察をしました。
訓練内容は、電車内の傷害事件により、車両内の傷病者20名に対する医療救護訓練でした。
犯人を取り押さえるところから開始し、車両内でのトリアージ、担架搬送、地上の緊急医療救護所での応急手当、
救急車搬送までと全ての流れを実施する本格的な訓練です。
長野電鉄長野駅で、当PJ開発の傷病者シールを傷病者が貼り付けるところから見学を開始し、
訓練車輌(臨時列車)に傷病者役と乗車し、権堂駅での訓練開始を車両内から見学、
その後地上に移動、応急手当、救急車搬送まで、しっかりと視察しました。
開発した傷病者シールは、地震時の傷病者を想定したものですが、このような傷害事件の訓練にも
利用して頂き、より広い応用先があることが分かりました。
また、長野市消防局の方が、短時間で傷病者を作り、しっかりと演技をさせていた点が印象に残りました。
今後の医療救護訓練素材集の宣伝方法などに活かせる有意義な視察でした。